
初のラジオドラマ。しかも前後編90分の長尺、戦時中が舞台、現役アナウンサーと高校生による公開生収録と、初めて尽くしの作品だった。
1.企画の経緯
そもそもの発端は2023年にNHKで放送されたスペシャルドラマ『アナウンサーたちの戦争』(作:倉光泰子)である。
【あらすじ】
太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による「電波戦」。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を元にドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。
……と、かなり骨太な作品で、視聴者からの反響も大きかった。NHK自身が戦争に関わった過去を描いたドラマを作るなんて、と。
【スタッフ】
作:入江信吾
【キャスト】
一橋忠之
姫野美南